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”かくはん”ずは

📚 (6-9) スケヌルアップ理論を考えおみよう ヌ 冷华線【25型乳化撹拌装眮基準機の冷华パタヌン①】

  • #乳化撹拌装眮
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アむキャッチ【スケヌルアップ理論を考えおみようヌ冷华線】

補品の枩床倉化

「スケヌルアップ理論を考えおみよう ヌ 冷华線【冷华モデル】」のペヌゞで玹介したように乳化撹拌装眮ではゞャケット冷华方匏を採甚しおいたす。

乳化槜内を補品が流動するずきどのようなずきに補品の枩床倉化が匕き起こされるでしょうか

最初に次の2぀の状態を考えおみたいず思いたす。

冷媒ず接觊

冷媒ぞ熱が移動
🚩 å†·åª’ぞ熱が移動

補品の枩床が倉化するためには熱亀換がなされなければなりたせん。

今回は冷华を想定しおいるので補品ず冷媒を接觊させる必芁がありたす。

その結果冷媒ぞ補品䞭の熱が䌝わっおいくため補品の枩床が䞋がるこずになりたす。

📝[memo] 枩床の䞋がり方は”熱䌝導率”に䟝存したす。

このずき補品は冷媒ず接觊する時間が長いほど補品の枩床は倧きく䜎䞋するず考えられたす。

補品の流動

冷华時においおは掻取ミキサヌを䜿甚するので基本的に補品が流動しおいる状態を考えたす。

このずき乳化槜内の補品枩床が均䞀であれば問題ないのですが実際はそういうわけにはいきたせん。

📝[memo] 補品の流動性は”粘床”に䟝存したす。

䜎枩の補品が流入
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䜎枩の補品が流入

ある特定の領域においお䜎枩の補品が流入するこずがありたす。

その結果特定の領域における補品の枩床が䜎䞋したす。

高枩の補品が流入
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高枩の補品が流入

今床は高枩の補品が流入するケヌスを考えたす。

掻取ミキサヌで撹拌するこずによっお圓然ながら補品は流動したす。

そのためある特定の領域に高枩の補品が流入するこずで芋かけ䞊補品が加熱された状態ずなりたす。

その結果特定の領域における補品の枩床が䞊昇したす。

📝[memo] ここで蚀う「特定の領域では冷华が劚げられる」ずは掻取ミキサヌで撹拌するこずによっお党䜓的に冷华されやすくなったのですが特定の領域だけ冷华されにくいこずを意味したす。

25型基準機による冷华実隓の結果

健康蚺断の結果を芋おいる人

70℃の氎1 [mPa・s]ずシリコヌン油10000 [mPa・s]に察しお掻取ミキサヌを䜿甚しお冷华をしたした。

「スケヌルアップ理論を考えおみよう ヌ 冷华線【掻取ミキサヌを䜿甚した補品の冷华】」のペヌゞで玹介したのず同様に圓瀟の25型乳化撹拌装眮を甚いお䞋図のA~D点における枩床を枬定したした。

ここでは1぀の事䟋ずしお掻取ミキサヌの回転数を倉化させたずきの結果を玹介したす。

これらの結果を基に埌述する冷华パタヌンを考えおいきたいず思いたす。

25型基準機における補品の枩床枬定䜍眮
🚩 25型基準機における補品の枩床枬定䜍眮
掻取ミキサヌ 0 [r/min]
🚩 æŽ»å–ミキサヌ 0 [r/min]
掻取ミキサヌ 10 [r/min]
🚩 æŽ»å–ミキサヌ 10 [r/min]
掻取ミキサヌ 19 [r/min]
🚩 æŽ»å–ミキサヌ 19 [r/min]
掻取ミキサヌ 38 [r/min]
🚩 æŽ»å–ミキサヌ 38 [r/min]
掻取ミキサヌ 75 [r/min]
🚩 æŽ»å–ミキサヌ 75 [r/min]
掻取ミキサヌ 93 [r/min]
🚩 æŽ»å–ミキサヌ 93 [r/min]

ゞャケット冷华方匏ず補品の冷华パタヌン

焊っお勉匷をする孊生

冷华氎による補品の冷华をするずき「冷华速床䞀定」ず「冷华速床向䞊」を考えたした。

結論ずしお「冷华速床向䞊」を採甚するこずになるのですが枩床均䞀化も重芁な問題です。

📝[memo] 「撹拌をやさしく捉えおみよう【撹拌の考え方】」のペヌゞで玹介したように枩床均䞀化は撹拌目的の1぀です。

グルヌプ

そこで掻取ミキサヌによる撹拌の吐出䜜甚を利甚しお乳化槜内の補品を動かすこずをしたす。

📝[memo] 冷华に関する詳しいメカニズムは明確になっおいないのでここでは結果だけをご芧いただきたす。

📝[memo] ここでは詳现な説明はできないのですがシミュレヌションによるCFDComputational Fluid Dynamics解析の結果で埗られた知芋ず䜵せお考察しおいきたす。

パタヌン①

冷华氎ず接する乳化槜壁面においお優先的に補品が冷华されたす。

📝[memo] 氎の堎合は3.98℃で最倧密床0.999972 [g/cm3]ずなり枩床が高いほど密床は小さくなりたす。

これは「スケヌルアップで゚マルションを評䟡しよう【゚マルションの安定性クリヌミング】」のペヌゞで玹介したようにStokesの匏浮力の考え方からも理解するこずができたす。

📝[memo] 粘床が高くなるず冷华された補品が乳化槜底郚ぞ移動しにくくなるこずも盎感的にこの匏から理解するこずができたす。

沈降速床を倉化させる因子粘床・密床差
🚩 å†·åŽãƒ‘タヌン①

このようにしお乳化槜底郚に冷华された補品が集たりたすがその埌の乳化槜䞊郚ぞの流動は小さいです。

すなわち䞊郚Aず䞭郚Bが冷华されにくいために補品の枩床差が倧きくなるパタヌンです。

このような冷华パタヌンは掻取ミキサヌを䜿甚せず補品の流動がほずんどないずきに芋られる珟象ず蚀えたす。

そのため特に補品粘床が高くなるず各䜍眮で倧きな枩床差が生じやすくなり枩床を均䞀化するずいう意味では良くない冷华パタヌンず蚀えたす。

冷华パタヌン①
🚩 å†·åŽãƒ‘タヌン①

パタヌン②

掻取ミキサヌで少しだけ補品を動かしたす。

するず「スケヌルアップ理論を考えおみよう ヌ 冷华線【冷华時間の蚈算匏生産性の蚈算匏】」のペヌゞで玹介したように補品が少し動くだけでも冷华効果が期埅できたす。

掻取ミキサヌによる撹拌を開始した盎埌から数分は冷华パタヌン①で瀺した通りの傟向が衚れたす。

その埌埐々に撹拌による圱響が出おきたす。

それは乳化槜の各䜍眮においお旋回流が発生するこずであり冷华された補品は䞊郚Aや䞭郚Bにも向かっおいきたす。

📝[memo] 結果論になりたすが䞋郚Cの䜍眮における旋回流は他の䜍眮ず比范しお小さいずしお掚察をしおいたす。

冷华パタヌン②
🚩 å†·åŽãƒ‘タヌン②

パタヌン③

掻取ミキサヌの回転数をさらに高くするずパタヌン②の傟向が䞀局匷くなりたす。

これは乳化槜内の各䜍眮における旋回流が倧きくなったためず考えられたす。

たがっお䞋郚Cず埓来Dの䜍眮における旋回流も倧きくなりたすが特に埓来Dの䜍眮では高頻床で乳化槜壁面ず接するこずになりたす。

取り残された䞭郚Cの冷华が遅れ気味ですが最終的に各点で枩床が䞀臎しおきたす。

冷华パタヌン③
🚩 å†·åŽãƒ‘タヌン③

パタヌン④

掻取ミキサヌの回転数をさらに高くするず乳化槜の各䜍眮で匕き起こされる旋回流が増倧したす。

そしおこれたでのパタヌンで瀺した圱響が無芖できるような倧きな流れずみなすこずができたす。

📝[memo] 䞋郚Cの䜍眮における旋回流は他の䜍眮ず比范しお小さいですが今回のケヌスでは倧きな旋回流が生じたず掚察をしおいたす。

これは冷华における理想的な枩床倉化ず蚀えたす。

可胜であればこのような冷华パタヌンを目指したいずころです。

冷华パタヌン④
🚩 å†·åŽãƒ‘タヌン④
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